シン・トビラ
- 2016.08.26
(シン・ゴジラが面白かっただけです。タイトルは関係ありません・・・)
怒涛の地鎮祭・建前ラッシュも一段落し、日々現場を覗いて大工さんと打ち合わせし、お客さんとの打ち合わせ用の資料作りをしていたらあっという間に一日が終わります・・・。
それでも毎日少しづつでも新しい知識が増え、成長できている気もします!(ポジティブ)
お盆休みもあり、ブログも約1カ月ぶりになってしまいましたが、現場や事務所でネタ探しの毎日は続きます。
事務所ネタで言うと、事務所入り口の木製戸をメンテナンスしました。
元々塗装をかけていたので、剥離剤を使い一旦塗装を剥がし、その後塗装をし直しました。
お客さんと話していても、玄関扉を木製にするか、既製品にするか迷われる方も多いようです。
自然素材か、工業製品かは一長一短で、人の考え方次第なのですが・・・
写真を見てもわかるように、BEFOREの写真はだいぶ古く汚れてしまっています。
扉が向いている方位や雨が当たる当たらないでも程度は変わりますが、しっかりとメンテナンスをしてあげると自然素材のいい味が出てきます。
メンテナンスが面倒でない方(と言っても自分でやる人は少ないと思いますが)には呼吸する木製建具がオススメです!
その他、断熱性や気密性などの違いもありますが・・・今後も木製建具を追及していきたい限りです。
(入口のシーサー君も扉が綺麗になって何だか嬉しそうです)
話変わりますが、お盆前に高知で友人の結婚式に参加し、翌日、岡山(と広島)から来ていた友達と香川へうどんを食べに行きました。(2件はしご)
その後解散し愛媛への帰り道に大高正人設計「坂出人口土地」を見に行ってきました。
僕が横田建設で働き始める直前に四国建築旅をした後、大観土地の渡辺さんに「坂出人口土地は行った?」と聞かれ、行ってなかったもののずっと気になっていた場所です。
一階部分は商店街やホール、駐車場などで、二階より上が住居部分になっています。
都市計画的にとても実験的であり、大規模なシェアハウスのような密度の高い集合住宅(というか町)です。
香川は直島などを中心に瀬戸内芸術祭で盛り上がっていますが、坂出人口土地も空き部屋・空きテナントを展示場にしていたり、丹下健三設計の香川県庁の見学会など建築とアートを結びつけイベント化するなどの対外的なアピールがとても上手だなあといつも感心します。
その丹下健三さんは我らが今治市出身なんですが・・・
それでは独特な坂出人口土地の写真でお別れです(謎)
(一階駐車場横、ザ・大高正人柱)
(一階駐車場内、植栽ヴォイド)
(二階モダンな集会所)
(二階上層部からの風景)
(三層ヴォイド)
(造形美)
(アンテナ高密度)
(高密度)
(階層の隔たり)
建築に携わるもの、「人→家→町」の関係性なども勉強できたらと思う次第です。
おしまい