現場へ
- 2016.11.15
あれよあれよと11月半ば。少しづつ寒くなり、事務所にもファンヒーターが登場しました。
2016年もあと少しです。
そして私は、忙しさにかまかけてブログを放置してました。
先日の建前に参加できなかったので改めて今治市H様邸の現場へ。
大きな切妻屋根の和風のお家です。
軒先は化粧垂木・野地板です。
小屋組みはいつ見ても凛とした緊張感がありかっこいいものです。
北面の天窓から安定した外の光が入ります。
現場に行った時は瓦屋さんが瓦を葺いていました。
側面のエッジもスッキリ見える平板燻瓦です。
あたりを見渡しても近頃のお家は板金(ガルバリウム鋼板)の屋根が多いですが専務曰く
「これからは瓦の時代が来る」と。
「瓦屋根でもカッコイイ家を建てる」と。
僕自身、知人に「菊間の工務店で働いてる」と言うと。「お、菊間瓦とか?」と言われますが、僕が入社してから本物の菊間瓦を葺いた新築は見たことありません。
専務の言うように、(菊間瓦じゃなくても)瓦でカッコイイ家をしっかり設計してみたい。それが目標の一つでもあります。
続いて、鉄骨倉庫を住居にリノベしている現場へ。
解体作業も一区切り、新しい屋根を葺き、窓枠を取り付けている所でした。
がらんどうな空間。一階はガレージとプライベートスペースに。
二階が子供部屋とLDK+バルコニーになります。
二階リビングは視線が抜ける気持ちいい場所になりそうです。
大工の中谷さんが「ここはタオル工場やったなあ・・・来たことある」と言っていました。
何故来たのかは知りませんが(笑)長年のキャリアが腕を振るいそうです。
最後に、松山市北条の見学会終了後、Y様邸は無事お引渡しを終えました。
出来栄えに満足していただけてるようで、それが僕にとっては一番嬉しい事です!
初めて担当させていただいた新築のお家でしたが、僕の手を離れていくのは何だか寂しい気もします・・・(笑)
お引渡し前に写真もバッチリ撮っておいたのでまた施工例にもアップしようと思います!
おしまい。