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  • 2017.08.30

先日ご紹介した雑誌イエプロの紙面掲載の為撮影した写真をいただいたのでここに載せておきます。(ちょっと解説付き)

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玄関土間は4.5畳のスペースがあり、外と内をつなぐ玄関という場所を多目的に使用できるよになっています。天井高が4mあり、イサムノグチの大きなペンダントライトが空間をぼんやりと照らしてくれます。

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玄関土間から一段上がると畳の居間(リビング)、もう一段上がると一階のフロアレベルになります。土間と居間は大きな障子で仕切れるようになっています。

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奥のテレビの上の窓は北側ですが大きめにすることで明るく、直射日光が入りにくい安定した明るさをも与えてくれます。ダイニングテーブル横のテラス窓からデッキスペースにつながりますが、このデッキはプライベートなデッキであり、洗濯物を干したりするデッキです。(宮内お気に入りの写真)

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ダイニングから水回りへの廊下を幅広くとることで通路に子供達のスタディスペースを設けました。通路も部屋の一部となり家全体の空間がつながっています。

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構造材が表しになっている二階は小屋裏のようなスペースであり、これまた仕切りがない家全体と繋がる寝室になっています。正面の窓も北側です。

延べ床面積30坪程度のコンパクトな間取りだからこそ空間をつなげて広がりをもたせることができました。外部とのつながりをあえて少なくすることで、こもれるような家は落ち着いた家族たちだけの場所にもなりました。

お引き渡しから約10か月、お施主さんがセンスよく住みこなしてくれることによって建物のポテンシャルが引き出されているような気もします!

僕も写真を撮っていますが、やっぱりプロは上手ですね~。

先日インターネットで「建築写真は図面的である」という言葉を目にしました。確かに建築の写真を撮るときは水平・垂直をビシッと合わせながら、全体にピントを合わせ過剰なパースフェクティブを効かさないように心掛けています。

そういう風(写真が図面的であるよう)に写真を見るとまた違った見え方がするような気もします。上の宮内お気に入りの写真は建築写真っぽくなく、雰囲気が出ているので逆に気に入っています。

次回ブログは現場の進捗具合を新兵器を交えて更新します!

おしまい