イエプロ2018
- 2018.07.05
2018年、昨年に続きにSPC出版さんのイエプロに掲載させていただきました。
(表紙は見学会に参加したアーキテクト工房pure高岡社長の自宅)
合計3邸掲載させていただいてます。
写真の中には僕が撮った写真も混じっています!うまく紛れてますかね?
他の設計士さんやハウスメーカーや工務店など、様々なお家が載っていますので本屋さんなどで見かけた際は是非手に取ってみて下さい!
逆にイエプロを見て、このホームページに来ていただいた方・・・
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相談無料。是非、ご連絡下さい~!
ps.SPC鎌田さん、お疲れさまでした~。
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と、ここまでは毎年同じコピペなんですが(笑)今回は少し内容を掘り下げようと思います。
イエプロに掲載しているお家も去年までのものと同じものを載せたりしているんですが、今年は先日お引き渡しを終えた波止浜の平屋を最後のページに載せています。
このお家の写真は全て僕が撮影しました。といっても三脚も立てずにフラッと撮った写真を少々編集しています。なのでISO感度高めでざらついてしまってるんですが、そこは味とします。笑
このお家の写真を撮るときに心がけたのは「アートっぽくすること」です。
「アート」と「デザイン」の違いが何か、色々な見解があるかもしれませんが、僕の中では以下の考えが一番しっくりきています。
「アートはQ(クエッション、問い)であり、デザインはA(アンサー、答え)である」
これは愛媛県で活躍するグラフィックデザイナーさんの言葉です。
「アート」と「デザイン」について思い返すと、かなりしっくりきます。
例えば美術館でみるアート作品。どこがすごいのかいまいちよくわからない。これは作者のQ(問い)なので明確なA(答え)はありません。
一方で座り心地のいいイス。人間工学に基づき座り易さを追求したイスのデザインは座ってリラックスしたい人へのA(答え)なのではないかと。
この言葉を教えてくれたデザイナーさんは「自分の仕事はデザインであり、クライアントの問題点を解決する・答えを出すこと。」と言っていました。
う~ん・・・明言です。
そこで自分の仕事に置き換えて考えました。
住宅設計は施主(クライアント)に対する「デザイン」(A、答え・解決)でありたいと思いますが、その反対に建築写真は「アート」であっていいのかなと考えます。
写真を見る人に対しQ(問い)を投げかけるようなアートな建築写真です。
今回掲載した波止浜の平屋の写真はそんなことを意識しながら撮影しました。どうしても写真に色んな情報を入れると、やたら説明の多い映画のように僕はつまらなく感じてしまいます。
「写真上手くなったね」と言ってくれたライターの阿部さんには伝わったのでしょう(ニヤリ)
と、少しベクトルを変えたブログでした。
おしまい