植栽、庭、環境


令和初ブログ!

新緑が眩しい季節です。5/21は二十四節季の「小満」でした。小満について調べると・・・

【小満】 しょうまん:5月21日頃
陽気がよくなり草木が成長して茂るという意味です。農家では田植えの準備を始める頃。動物や植物にも活気があふれます。また、秋にまいた麦の穂が付くころで安心する(少し満足する)という意味もあります。

とあります。なるほどなるほど~他の節気を調べても日本の風土や文化と関係深いものが多く日本人として二十四節季は知っておきたいなーなんて思っています。

そこで?今日はブログで緑・植物の話をしようと思います!

毎年のことなのかもしれませんが、最近(ここ1年ぐらい)建築系の雑誌や専門誌で「庭」特集が多く目につきました。

名称未設定-1(2018年に発売された建築関係の雑誌)

個人的にも家を建てるだけではなく、庭や植栽、外構も一緒に考えるべきだと思っており最近はなるべく早めに外構植栽工事のご提案するようにしています。(どうしても建築だけで予算がいっぱいになりがちだから)

植栽、庭にはたくさんのいい効果があります。それは・・・

・お家の外観が良くなること(雰囲気が良くなりながら豪華さも感じる)

・四季を感じ緑に触れ癒されること

・生活中の楽しみが増えること

・実や果実が食べられること

・影を作り日射遮蔽や蒸散効果で涼しむ工夫ができること

・まち(社会)との接点ができること

などなど、良いことずくしです!

 

上記雑誌のうちの1つ「建築知識ビルダーズ」主催の日本エコハウス大賞2018を受賞し紹介されていた新潟県の工務店「オーガニックスタジオ新潟(以下オガスタ)」の家づくりの特長に「庭と一体の住宅とする」ということがあります。庭だけでなくオガスタさんの住宅づくりの考え方は至極真っ当であり住まい方の工夫やメンテナンスなど、これからの家づくりを考える上で参考になることだらけなので愛媛県で家づくりをお考えの方も是非ホームページを見てみてください。

また全国的にも有名な造園家、荻野寿也さんが手がける外構工事もとても魅力的です。雑木林のような雰囲気で枝が細く繊細かつナチュラルなお庭を設計施工されています。今年の3月には高松まで講演を聞きに行き、庭と建築を結ぶ設計のヒントもたくさん収穫してきました。

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(本も発売されています)

「庭の良さはわかったんですが、庭って手入れ大変ですよね?虫きますよね?」と言われることがあるので私自身、身をもって植物との触れ合いを経験しようと2019年の年始ごろからベランダ園芸を始めました。

話すと長くなるのですが、私が今住んでいるところは二階で南側に広めのベランダがあります。アパートではないんですがアパートを想像していただければと思います。

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(現在の様子)

この写真を見せた方から「え、洗濯物の邪魔になりませんか?」と聞かれましたが、家には乾太くんがいるので大丈夫です。(SPECIAL記事「洗濯物について考える」

 

奥からヤマボウシ、ミツバツツジ、イロハモミジ(拾いもの)、ブルーベリー、オリーブ、ハイノキと夏野菜(トマト、フルーツトマト、きゅうり、ゴーヤ)。きゅうりとゴーヤは緑のカーテン要員です。植栽は年明けから知り合いの造園屋さんからお勧めを聞いて買ったり、ホームセンターなどで道具や土を買うなど少しずつ準備しました。早く生い茂ってほしかったので大きめのものを買ったので初めての夏で既にモリモリになりました笑

まだ半年も経っていないので多くは語れませんが、春先には花が咲いたり新芽が出たり
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アブラムシと戦ったり、焼けてしまったりとじっくり自然と向き合っています。

僕の場合は鉢植えなのでこれから水やりや肥料など手をかけないといけませんが、地植えの場合はもう少し楽だと思います。

あとは自分のセンスで剪定したり楽しいこともたくさんあります。花が咲くと生活に色が入り華やかな気分にもなります。

メンテナンスは「苦」ではなく「楽」。楽しいことなんですよね。(人それぞれだと思いますが。)

「メンテナンスする時間がない」という人もいるかもしれませんが、朝30分早く起きて庭の手入れをするだけで、心と体にとても良くおすすめです。その他自然からいただける恩恵はたくさんあるな~と日々感じます。

あと個人的には雑草はそれなりに生えっぱなしでいいと思っています。というのも以前NHKの番組で絵本作家の甲斐信枝さんが「雑草という植物はない」と言っていました。ある意味、風や虫や鳥が運んできた雑草(ではない)はその土地ならではの自然な形・風景でもあるんだな~と思います。
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(建築家伊礼智氏の設計した住宅。回りは雑草?)

さらに余談ですが中国の高級マンションも付加価値を高める為に外構ランドスケープデザインに力を入れるそうです。

人工的な直線区画の分譲地でもその地域に住まう人が庭を作り緑を連続させることで魅力的な場所になります。そのまちの環境の魅力が資産価値にもつながりますよね~。

ということで、今日のブログは庭、外構のすすめでした。

おしまい

 

追記:雑草についてですがランドスケープデザイナー田瀬氏曰く、雑草でも外来種は抜きましょうとのことです。なるほど!(2019.06.11)


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