建築家に会う2


今年の1月に横田建設の設計スタッフで訪れていた高知県、竹林寺の納骨堂。(過去ブログ「高知建築ツアー」参照)

その納骨堂が2016年の日本建築学会賞を受賞し、受賞記念講演として竹林寺での堀部安嗣氏の講演会に参加してきました。(一人で)

写真 2016-07-09 16 17 26

内容は氏の影響を受けた建築や建築に対する想い、過去の作品の紹介など、聴き応え十分の内容で、えらく感銘を受けました。

それも静かに残る感動です。
(講演内容を引用)

会冒頭の「あたたかく、やわらかく、透明である」この言葉に色々なものが詰まっていた気がします。

おかげで堀部安嗣氏が大好きになりました。笑

前回の西沢立衛氏の講演会は質問をせずに後悔したので、今回は一番に質問してきました!

大満足の講演会でした。

 

 

 

最後に今回の見学で撮った写真を。
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納骨堂内の休憩所の水庭。悠久の時間を感じる時間軸があります。

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水庭前のガラスの引き戸。取っ手の位置など絶妙な感じです。

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本場、高知県安芸市の左官職人が塗った土佐漆喰。約24m継手なしの一発塗り。

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質問したこだわりのアプローチ。「時間」か「人の気持ち」か。

 

 

以前一月に訪れた際に専務が平面的なエスキスのみだけでなく地形を活かした断面もしっかり考えられとるねぇと。絶妙です。

ちなみに西沢立衛氏、堀部安嗣氏と横田知幸氏(専務)は同じ年です。

おしまい


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